おはようございます。
今日からPhotoshop(フォトショップ)についての基礎的な授業が始まります。
よろしくお願いいたします。
解像度(dpi)とは?
画像には解像度(かいぞうど)というものが存在します。
この解像度の数値が高ければ高いほど、画像が鮮明になって綺麗に見えるんですね。
解像度は「dpi」と呼ばれます。
dot per inch(ドットパーインチ)の略です。
この「dpi」というのは、一インチの中にどれくらいの点(ドット)を入れるか、という単位です。
上の画像で言うと、一インチの中に10個のドットが入っているので解像度は「10dpi」ということになります。
ちなみに1インチは2.54㎝です。
ミリメートルだと25.4㎜です。
WEBデザインの場合の解像度は72dpiです。
印刷物になってくると、解像度は350dpi必要になってきます。
え?
解像度の数値が高いほど画像がキレイに見えるんだったら、WEBデザインの方も350dpiでいいんじゃないの?
と思いますよね。
私もそう思いました。
なぜWEBデザインの解像度は72dpiなんでしょうか?
パソコンやスマホ、テレビなどの液晶は、製造の段階ですでに解像度が決められて作られています。
その代表的な解像度が「72dpi」なのです。
たとえ画面がとっても大きいサイズの物を買ったとしても、中に敷き詰められてるドットの数(72dpi)は変わりません。
なので、解像度の数値を高めることはもちろんできるのですが、そうすると画像データがただ単に「重く」なるだけなってしまいます。
せっかく解像度を上げても、見た目は変わらないのです。
そしてデータの容量が重くなると、読み込みが遅くなります。
読み込みが遅いということは、画面での「表示速度が遅い」ということです。
ホームページを開いたりリンクをクリックしたときに、その先がなかなか開かなかったり表示に時間がかかると、ちょっとストレスたまりますよね…。
そうなると「やっぱり見るのやーめた」ってなりませんか?
これはホームページはもちろん、ランディングページとかバナーとかでも致命的な痛手ですよね。
そうならないためにも、WEBデザインの解像度は「72dpi」という適正な数値で行いましょう。
それは本当にデザイナーとして最低限覚えなければいけないことです、とはDLLスクールの先生のお言葉です。
ということで、今回はこれにて終了です。
今回もご覧いただきありがとうございました。
では、また次回!