おはようございます。
今回はオレンジ色について、私たちに与えるイメージや身体的な効果を見ていきましょう。
オレンジ・Orangeの持つイメージ
- 温かさ
- 食欲増進
- 献身
- 至福
- 高貴
- エネルギッシュ
- 明るさ
- 陽気
- 楽しさ
- パワフル
- カジュアル
- 家庭的
- 親しみ
オレンジ色というと、南国の太陽とか柑橘系など、フレッシュで心を明るく元気にしてくれるようなそんなイメージですよね。
明度の低いオレンジは落ち着きがあって、暖炉の炎など家庭的で温かなイメージもあります。
明度によってもイメージは変わってきます。
オレンジは一番食欲をそそるカラーでもあります。
焼き肉、わっぱ弁当などの茶色もオレンジの系統です。
わっぱ弁当って本当美味しそうに見えますもんね。
ファーストフード店やファミレスなどのロゴにもオレンジは使われたりします。
オレンジのもつ親しみやすさで入店しやすく、しかも食欲を刺激させるのです。
ですのでキッチンやダイニングで、アクセントとしてオレンジを取り入れると食卓を美味しそうに見せてくれます。
例えばオレンジ色の照明などですね。
また仏教では、オレンジは僧侶が着る法衣(ほうえ)の色です。
これは献身や至福を意味します。
高い精神性・霊性も表しています。
そして天皇陛下の礼服は「黄櫨染(こうろぜん)」という茶色に染められます。
太陽光を反射して美しく輝く色で、日本も含め昔からアジアでは、オレンジは高貴な色として捉えられているのです。
さらにオレンジは、レッドとイエローが混ざっていますね。
ですのでレッドの「エネルギッシュ」な感じと、イエローの「明るさや楽しさ」も兼ね添えていて、陽気でパワフルなイメージもあるのです。
みんなが集まってワイワイする席でオレンジが使われると、気分をさらに盛り上げてくれます。
デザインでは「元気な感じ」を出したいときに使うと良いです。
オレンジが与える身体的・心理的効果
- 消化や排せつを促す
- 毒素の排出
- 食欲増進
- 成長ホルモンの分泌を促す
- 免疫力を高める
- 満足感
オレンジ色はお腹から腰のあたりに作用し、腸や肝臓、脾臓(ひぞう)を司るといわれています。
ですのでオレンジ色の食べ物は、腸の消化や排せつを促し、体内の浄化にも役立つと言われているのです。
私が少し学んでいるオーソモレキュラー(分子栄養学)でも、茶色(オレンジの系統です)になる焼き肉などは必須となっています。
また、「腹を抱えて笑う」や「腹が立つ」など、お腹が付く言葉がありますね。
このようにお腹の底から感じる喜怒哀楽は、オレンジが関わっているといわれています。
先ほど言ったように、オレンジはお腹~腰あたりに作用する色だからです。
心から楽しめない、なんだか感情が抑制されている気がする、というときにコーディネートやインテリアにオレンジを少し取り入れてみると良いです。
また「腹が据わる」「腹を決める」など、気持ちを強く持ちたいときなどにもオレンジは役立ちます。
やっぱりお腹が付く言葉ですね。
試験や勝負の時などにオレンジ色がどこかにあると、力を発揮するのを助けてくれます。
明度の低いオレンジ色は安らぎや安心感を与えます。
暖炉の炎だったりろうそくですね。
お部屋のインテリアにオレンジを取り入れてみると、帰りたく家になるかもしれません。
こんな時はオレンジ色はやめておきましょう。
- ダイエット中
- 静かな場所
- フォーマルな場所
- 広い空間に多用する
- 吐き気があるとき
静かでフォーマルな空間では、オレンジ色は鮮やかすぎるので「派手」に見えてしまいます。
人によっては「うるさい」と思われてしまうでしょう。
また店舗などの広い空間にオレンジ色をたくさん使ってしまうと、カジュアルすぎて安っぽく見えてしまいます。
オレンジ色はダイエット中でも食欲を増してしまうので、あまり好ましくありません。
しかしオーソモレキュラーではお肉は大事なので、焼き肉はしっかり食べて良いと思います。
私もよく焼き肉を食べます。
ただしここでお米を食べるのは少し抑えましょう。
高たんぱく、低糖質を目指します。
またコラーゲンはたんぱく質、鉄、ビタミンCで作られます。
たんぱく質と鉄が摂れるのが赤みのお肉なんですね。
コラーゲンドリンクを飲むより、赤みのお肉・お魚を食べたほうがいいと個人的に思っています。
ちょっと栄養の豆知識も書いてしまいましたが、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回!