こんにちは。
早速ですが、今回は青色・ブルーのもつイメージや心理的効果などを見ていきましょう。
青色・ブルーのもつイメージ
- 包容力
- 自由
- 正義
- 希望
- 信頼
- 誠実
- 安全
- 安心
- 穏やか
- 美しい
- 幸せ
- 知的
- 浄化
ブルーは地球を構成する主要なカラーですね。
空や海を見ていると自分がちっぽけな存在で、自分の悩みもちっぽけに感じますよね。
その雄大ですべてを包み込んでくれるような広さに心打たれます。
ブルーは国旗にも使われることが多いですが、意味としては「自由」「正義」「希望」とされています。
FacebookやTwitterなど、企業のロゴやイメージカラーにも使われますね。
この場合のブルーは「信頼」「誠実」「安全」「安心」などのイメージを与えます。
また、知性を感じさせる色でもあります。
戦隊ものやアニメだと、博識で落ち着いたキャラはブルーがイメージカラーな場合が多いですよね。
デザインするときも、ブルーを使うことでこのようなイメージを付けることができます。
グリーンも世界中の人に愛される色ですが、世界で一番愛されている色はブルーだと言われています。
「幸せの青い鳥」なんて言われるように、ブルーは美しく幸せの象徴でもあります
ちなみにレオナルド・ダ・ヴィンチによって確立された遠近法では遠くのものを描く時は、青い色彩を帯びさせます。
遠くのものを見るとき、目の水晶体が薄くなり網膜の奥まで光が届くようにするしくみを「色収差(いろしゅうさ)」と言います。
これはブルーを見るときも同じような状態になります。
遠近法はこれを利用しています。
気分が落ち込んでいるとき「ブルーな気分」と表現するように、悲しみや孤独に向き合っているときもブルーをイメージしますね。
そして涙は実際には色がついていませんが、涙を描く時はほとんどの人が淡いブルーを使うのではないでしょうか。
思いっきり泣いて涙を流すとすっきりしますよね。
このように、ブルーは心を洗い流すような「浄化」の色でもあるのです。
青・ブルーの身体的・心理的効果
- リラックス
- 落ち着き・冷静さを取り戻す
- 涼しく感じる
- 痛みを軽減する
- 殺菌・防腐効果
1958年、アメリカの心理学者であるR・ジェラードさんの実験で、ブルーは副交感神経※を刺激しリラックス効果を与えることが実証されました。
ブルーの光で呼吸の速さやまばたきの回数が減ったのです。
※副交感神経とは…体を回復している・リラックスしているときに働く自律神経の一つです。
神経をクールダウンさせてくれるので、心理的にも気持ちが落ち着き冷静さを取り戻せます。
一方でブルーは寒色系の代表的な色ですね。
冷たさや涼しさを感じるので、夏用の商品にはブルーを使われていることが多いです。
歯痛や腹痛などの痛みを軽減する効果もあります。
また、ブルーには殺菌効果や防腐効果もあり、医療用の薬剤をいれたりアロマテラピーに使う製油を入れる遮光瓶にも使われていますね。
こんな時はブルーを使わない方がいいです。
- 冷え性などの慢性的な症状があるときに長時間使う
- 気分が落ち込んでいる
- スランプに陥っているとき
- 鬱の傾向のとき
ヒステリーだったり興奮している人にブルーは効果的です。
ですがが、そうでなく落ち込んでいるときにブルーを使うと、さらに深い落ち込みの感覚をもたらすので気を付けましょう。
ということで今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回!